女王が収める伝統と格式の国

イギリス

いつまでも世界をリードし続ける独立心旺盛な古き大国

イギリスは僕の好きなシャーロック・ホームズの発祥の地だ。ロンドンにあるベーカー街221bを訪ねてホームズゆかりの地を散策してみたいと思うのは僕だけではないはずだ。


イギリスの正式名称はグレートブリテン及び北アイルランド連合王国となる。イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4つの国からなっている。イギリスの通貨はスターリング・ポンド(1スターリング・ポンド=144円)だ。

イギリスの人口は約6,600万人、GDPは約2兆6000億ドル、上記のそれぞれの国には首都があるが、連合王国の首都機能はロンドンと言える。ロンドンの都市圏は1,400万人の人口を抱え世界有数のメガシティと言える。

イギリスは北緯50~60度と高緯度だがメキシコ湾流の暖流の影響を受け比較的温暖だ。ロンドンは北緯51度にあり(ちなみに札幌は北緯43度)年間の平均気温は13℃、夏は20℃、冬は7℃くらいだ。

ロンドンは雨と霧が多いと言われるが確かに雨はよく降るがそれでも降水量は東京の半分くらいだ。日本よりも冬はやや寒いので(逆に夏は涼しい)5月~9月が旅行シーズンのベストと言われる。

イギリスの観光は何と言ってもロンドンだ。バッキンガム宮殿、大英博物館、ロンドン塔、グリニッジ天文台、リーズ城、ロンドンの市街地が一望できるヨーロッパ1の観覧車「ロンドン・アイ」に乗ってもいい。そして老舗デパートのリバティで買い物をするのが定番だ。

そしてソールズベリーにあるストーン・ヘンジ、バースのローマ浴場跡博物館、映画ハリー・ポッターの撮影で有名なオックスフォード大学のクライストチャーチ・カレッジなどにも足を延ばそう。

冒頭に述べたャーロック・ホームズゆかりの地ベーカー街を散策し、さらにシェイクスピアの故郷など文学の世界をたどっても面白いかもしれない。

イギリス料理はまずいとよく言われる。それは調理の段階で味付けされない場合が多く、料理が運ばれたテーブル上の調味料で自分の好きなように味付けをしろとの伝統なのかもしれない。

確かにフランス料理やイタリア料理に負けるかもしれないが、近年イメージ改善に取り組んでいるのも事実だ。地元で美味しい(あるいは日本人好み)レストランを口コミで探すのも面白いかもしれない。

イギリスで有名なお酒はスコッチ・ウイスキーだ。本場のバルヴェニー、マッカラン、ジョニーウォーカー、バランタインなどを賞味してみよう。

また、イギリスのビールも忘れてはいけない。外観が黒いギネス、グリーンキングアイピーエー、オールドスペクルドヘン、ロンドンプライドなど自分に合う銘柄を飲み比べて見つけるのも旅の楽しみだ。

さあ、何を求めて旅をするのかは自分の自由だ、日本から12時間のフライトだが一生に一度は行くべき地だと思う、さあ出かけよう。

ところで現在、欧州連合離脱(ブレグジット)で揺れている。大きな問題であり、これによるメリット、デメリットが論じられている。しばらくはこの問題から目が離せない。

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