水の都ローマを有する美しく美味しく楽しい国

イタリア

ワインやイタリア料理好きには堪えられない、古い史跡巡りも一生の思い出になる

イタリアは旅の常連が行き着く最終地点だとよく言われる。もちろん初心者でもオーケーだ。何がそんなに我々を引き付けるのか。イタリアのほとんどは地中海に面しており温暖な気候だ。人口は約6,100万人、GDPは約1兆8000億ドル、首都はみなさんご存知のローマだ。通貨は現在ユーロ(1ユーロ=129円)になっている。


ローマの人口は約300万人、イタリアの政治、経済、文化の中心である。そしてローマ教皇の居住地バチカン市国がある。ここは全世界のカトリック教徒の中心地となっている。

イタリアは古代ローマ帝国の発祥の地で歴史的建造物が実に多い。1800年ころからフランスのナポレオンによって約15年間支配される。君主制が長かったが1946年に共和制に移行しイタリア共和国となる。

イタリアと言えば何と言ってもローマだ。あのオードリー・ヘップバーンを大スターにした「ローマの休日」が目に浮かぶ。「スペイン広場」「バルカッチャの噴水」「トレビの泉」「サンタ・マリア・イン・コスメディン教会」「真実の口」などなど。

そしてローマ時代に建造された円形闘技場「コロッセオ」、ミルヴィオ橋の戦いの勝利記念「コンスタンティヌスの凱旋門」、古代ローマの建築物群「フォロ・ロマーノ」、2000年前の神殿「パンテオン」、カトリック教徒の総本山「サン・ピエトロ大聖堂(ヴァティカン市国)」、「ヴェネチア広場」、「ポポロ広場」「カラカラ浴場」・・・もうきりがない。

そして街全体が世界遺産になっているフィレンツェ(ローマより北にある人口約36万人の都市)、「ダヴィデ像」で有名な「アカデミア美術館」、美しい「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」、イタリア最大の美術館「ウフィツィ美術館」、趣のある「ヴェッキオ橋」、メディチ家の住居でもあった「ヴェッキオ宮殿」・・・ローマより好きな人も多い。

イタリア南部のナポリ(イタリアで3番目に大きな都市)、ナポリ湾の風景が美しい。マヨルカ焼のタイルにひきつけられるサンタキアラ教会、イタリアを代表する国立考古学博物館、ローマ時代の水路に使われていたナポリ・ソッテラネア、ショッピングモール「ガレリアウンベルト一世」、ナポリの街が一望できる「サンテルモ城」・・・これまたきりがない。

ナポリの近くにポンペイ遺跡がある。ヴェスヴィオ火山の噴火によって2000年前に数メートルの火山灰によって埋め尽くされてしまった古代都市だ。私たちは2000年前の世界にタイムスリップできる場所だ。

イタリア第二の都市ミラノも外せない、500年かけて建造されたミラノ大聖堂、世界遺産サンタ・マリア・デッレ、グラツィエ教会ここには有名なレオナルド・ダ・ヴィンチ作「最後の晩餐」がある。ゴレラ絵画館、スカラ座、ミラノのサロンと呼ばれるヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア・・・見どころが多い。

観光に疲れたら腹ごしらえだ。イタリアはグルメの都と言われるほど美味しい料理が多い。まず「ピザ」、日本でもよく食べるが現地のピザは一味違う。各都市にはそれぞれ特徴あるピザがあるので現地で情報収集してみよう。

次にパスタこれも種類が多い。日本でもなじみ深いが、日本にないパスタも多い。固定観念にとらわれず現地で美味しいと言われるお店をはしごしよう。きっとあなた好みのパスタが見つかるはずだ。

その他、リゾット、ミラノ風カツレツ、魚介類のフリット、ワインとイタリアのハム プロシュット・・・さらに食後のデザートはティラミスやジェラートを試してみよう。

最後は現地の治安状況についてみてみよう。イタリア人の男性はとても陽気で紳士的だ。とても親しみやすくすぐにフレンドリーになれる。しかし、その中にはスリやひったくりも多いので最新の注意が必要だ。

近年、移民などの問題によって場所によっては治安がすこぶる悪いところもある。夜間の外出や危険地域にはゆかないようにしよう。自分の身は自分で守るを徹底し、せっかくの楽しい旅を台無しにしないように。

また、イタリアはトイレ事情があまりよろしくない。初心者は添乗員付きのツアーで行くことをお薦めする。もの凄く素晴らしい国だが、平和ボケしている日本人は特に狙われやすいことも心しておこう。

 

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