タイは「微笑みの国」と言われるほど優しいカントリーだ。一度行ったら帰りたくなくなるほど郷愁を感じさせる。正式名称は「タイ王国」、2016年10月にプミポン国王が崩御され、同年12月に息子のワチラーロンコーンが国王に即位した。日本からは直行便で7時間ぐらいだ。
政情はかつて、やや不安定で2014年プラユット将軍率いる国軍がクーデターを起こし軍事独裁政権が続いている。しかし、直近の治安状況はそれほと悪くはない。東南アジアの中で治安が良い方だと言われる。
しかし、凄いスピードで発展しているもののまだまだ貧富の差が激しくスリや窃盗などの軽犯罪には気を付けよう。タイ人の多くは仏教を信仰しており善行を行うことを生活の信条としている。
タイの人口は約6,700万人、GDPは約4,800億ドル、タイの通貨はバーツ(1バーツ3.4円)である。首都はバンコクで人口約870万人、日本の企業や日本人が多く在留邦人約5万人は東南アジア№1だ。
熱帯気候で年間の平均気温が33℃、最低気温は20℃くらいだ。5月~10月までが蒸し暑い雨季、11月~2月までを涼しく過ごしやすい乾季、そして2月~5月までをもの凄く暑い暑期としている。
タイの観光は何と言っても「バンコク」だ。まず寺院巡りは欠かせない、ワット・ポー、ワット・プラケオ、ワット・アルンなど黄金色に輝く寺院を回ろう。
そしてチャオプラヤー川を遊覧船に乗って風にあたりながら周りの景色を楽しもう、雨季にはこの川の大きさに驚く。タイのシルク王と言われたアメリカ人ジム・トンプソン、彼は古美術収集家としても有名で彼の家を訪ねるのもいい。
バックパッカーの聖地「カオサン通り」を歩いて色々なお店をながめ気に入ったものがあれば安く手に入る。そしてタリンチャン水上マーケット、巨大なショッピングセンター「セントラル・ワールド・プラザ」などで買い物も楽しい。
やはり、タイまで来たらゾウに乗ってジャングルや平原をトレッキングしよう。ゾウは巨大だが優しくおだやかな動物だ。長い鼻や頭を撫でてあげよう優しい心が伝わってくるようだ。
バンコクは果物の宝庫だ、ドリアン、マンゴ、パパイヤ、リンチー、マンゴスティン、ノイナー、ドラゴンフルーツなどトロピカルな味を食い尽くそう。そして当然バナナもある。
タイ料理と言うと香辛料がきつく敬遠する人も多いが、やはり一度本場ものにトライしてほしい。トムヤムクン、ガイ・ヤーン、タイスキ(タイ風すき焼き)、パッタイ、ソムタム、ガパオライス、プー・パッ・ポン・カリー、カオ・ソーイ・・・など美味しいものがいっぱいある。
その他アユタヤ歴史公園、チェンマイ、カンチャナブリのクウェー川鉄橋、プーケット、ピーピー諸島など穴場は幾らでもある。リピーターが多い理由もよく分かる・・・さあ、あなたもタイの虜だ。
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