シンガポール

シンガポールの植物園は巨大な緑の山登りだ。さあ、出かけてみようガラス張りの未来世界へ

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ


このガーデンズ・バイ・ザ・ベイはシンガポール旅行において必見の一つだ。あまりに巨大すぎて一日を費やしても回りきれないかも知れない。それだけ巨大だ。しかもガラス張り温室の頂上からスカイウォークを歩いて降りてゆくと、そこは熱帯のジャングルの巨木をグルグル回りながら降りているような雰囲気にさせる。

シンガポール旅行ガイドを参考に

シンガポール旅行ガイド | エクスペディア

 

巨大温室の入り口には滝が流れていて涼しくて気持ちがいい。僕は最初、じじいにもかかわらず下から登ってゆこうと考えた。しかし、20歩ほど歩いたら無謀なことが分かってすぐに引き返しエレベーターに飛び込んでしまった。

ガイドさんが言った通り、エレベーターで頂上まで行って降りてくるのか゛ベストだ。あまりにも巨大なのだ、なめてはいけない。中央の天井まで続く巨木のようなところに多くのシダ、ラン、つる植物・・・がびっしりだ。

定期的に噴霧される霧によって建物の中は幻想的な雰囲気になる。空中回廊を歩いているとここは異世界なのかと勘違いする。けっこう高い場所にあるのに不思議と足はすくまない。ランの花に手が届く、あまりに植物の種類が多く覚えきれない。

こんな温室は熱帯ならではだ。面白いことにところどころにオブジェが飾ってある。ナウシカに出てきそうな王蟲のようなものがある。それに「遊星からの物体X」みたいな得体の知れないものまである。きっと夜に見たら怖いだろうね。

それに毛氈ゴケ・ハエトリ草のような微小植物にはルーペがくっついていて、心憎い演出がなされている。植物を見るだけではないんだ、「観察しろ」と言うメッセージが伝わってくる。ここを管理する人たちの情熱を感じる。

巨大な「ウツボカズラ」もある。これだけでかいと中を覗いてみたくなる。ゴキブリなんかがいたら大変だ。ツアーだと残念ながら時間がないからはしょるしかない。もし、時間と金があればもう一度来てみたい場所だ。

夜になると、バオバブのような巨大オブジェがライトアップされる。音楽とともに色が点滅し、空に舞い上がる花火のように僕らを楽しませてくれる。当然、寝ている暇はない。

シンガポール植物園(ボタニック・ガーデン)

150年以上の歴史がある必ず行かなければならない植物園だ。シンガポールでは初めて世界遺産に登録された。ガーデンズ・バイ・ザ・ベイと比較するとこちらはオーソドックスだ。しかし、こちらもとにかく広い。

そして美しいランが主体だ。シンガポールの国花はランであることを再確認できる場所だ。約、1000種以上の原種と2000種以上の交配種がある。ここで初めてセミの鳴き声を聞いた。

とにかく熱いので水分を取りながら日陰を歩こう。観光客も実に多い、それに人種も様々だ。ここの見どころは①ジンジャー・ガーデンと②ナショナル・オーキッド・ガーデンだ。

ジンジャーは園内に香りを漂わせる。1000種以上ある。我が家にも白いジンジャーがあって毎年花と香りを楽しませてくれる。それがここでは色々な形や色があって、こんなに種類が多いとは驚かされる。

オーキッド・ガーデンではあらゆるランが見られる。特に雅子皇后の名前が付いたランとイギリスの故ダイアナ妃のデンドロビウムは必見だ。その他にも世界中の有名人の名を冠したランがある。僕はカトレアなんかが好きだけど、色とりどりの花を見ていると時間があっという間に過ぎる。

1822年にゴムの木とラン研究の目的としてつくられた。昔は天然ゴムが多くの製品に使われた、今では合成ゴムに置き換わってしまったが、ここではその歴史を感じることが出来るね。

TATSUTATSU

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