旅のブログ

フランス:モン・サン=ミシェル海上にそびえる大天使ミカエルの歴史ある修道院

はじめに


モン・サン・ミッシェルは訳すと「大天使聖ミカエルの山」となる。フランス西海岸、サン・マロ湾に浮かぶ小島に築かれた修道院だ。この場所はフランスでも有数の観光地となっている。一生に一度は訪ねてみたいところだね。

大天使ミカエルとはユダヤ教、キリスト教、イスラム教において最も偉大な天使の一人だ。このミカエルの像は尖塔の先に取り付けられている。1979年にはユネスコの世界遺産となっている。

サン・マロ湾は干満の差が激しく(15m以上ある)干潮時は歩いて渡れるが満潮時は海上の島になる。1877年に地続きの道路が作られた。しかし、これによって潮流がせき止められ砂が堆積することから2009年に取り壊された。2014年に環境に配慮した新たな橋が完成し、満潮でも問題なく渡れる。

島の変遷は、まず708年に大天使ミカエルのお告げを受けこの島に礼拝堂が作られたのが始まりだ。966年にはベネディクト会の修道院が作られ。これが増改築を経て13世紀にはほぼ現在のようになっている。

百年戦争の期間には要塞として使われた。18世紀末のフランス革命時には監獄として使用され、1865年に再び修道院として復活した。そう考えると長い歴史の中で翻弄されてきた建物だ。多くの修道士、修道女が暮らしてきた息吹が感じ取れる。また、多くの巡礼者の踏み跡が石畳に刻まれている。

アクセス

パリ(モンパルナス駅)からモン・サン=ミシェルへは高速鉄道TGVでレンヌ駅まで2時間、そこからバスに乗り換えて1時間、計3時間で行ける。

TGVは快適だ、弁当やコーヒーを買って乗り込もう。食事をしながら窓を通り過ぎる景色を見ていれば2時間なんてあっという間だ。バスも大型が走っている。これに乗り込めばモン・サン=ミシェルの近くまで行ける。後は橋を渡るだけだ。

やはり有名な観光地だけあって多くの人が押し寄せる。遠くから修道院の全景をカメラに収めながら島の中に入ってゆこう。

プラールおばさんのオムレツ

ここはオムレツで有名だ。プラールと言うおばさんが精進料理しか食べられない人のために卵を使って栄養豊かなオムレツを作ったのが始まりだ。

お金を出せばそれなりのオムレツは出て来るが量が多いので安くて量の少なめのお店を選ぼう。僕が食べたオムレツは残念ながらそれほど美味しくもなかった。けっこう、淡白でシンプルな味だ。

また、魚料理が出てきたがこれが単純に魚をボイルしてあるだけで味も何もなかった。フランス料理だと期待してゆくとけっこうつらい目に合う。日本の煮魚の美味しいこと、やはり日本の料理は味付けが抜群だ。海外に出て初めて分かる。

でも、僕が運が悪いだけで美味しいお店もあるかもしれないね。

島の中あれこれ

島に入ると通りは狭くなっている両側には色々なお店が軒を並べている。カフェやお土産屋さん、クッキーなんかも売っている。時間に余裕があれば覗いてゆこう。

入り口あたりに有料のトイレがある。ここはきれいだし落ち着くから、女性にはお勧めだね。トイレ番の人がいるからズルは出来ないしくみになっている。日本ではとても考えられない。文化の違いだ。

さらに中に入ってゆくと修道院がある。この中はやはり礼拝堂のようになっている。夏は涼しいが、冬になると風がもろに吹き抜けるように思う。

ここで暮らす人々は冬はつらかっただろうね。建物の中に入ってゆくとそこかしこに人々の生活の跡がみられる。長い年月、ここで暮らした多くの人々の生活ぶりが目に浮かぶようだ。

海を隔てた先はイギリスだ。イギリス軍との戦いがあったようだ。入り口には今も大砲と弾が残っている。塔に登って彼方を見渡すと大海原が見える。抜群の景色だ。

しかし、当時の人たちは景色より、イギリス軍が攻めてこないか心配だったんだろうね。時代が変わればすべてが変わる。今では風光明媚な観光地だ。

さあ、時間が許す限り散策だ。

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