初めに
ユーチューブをご参考に。
この奇抜な建物は遠くから見ると三本の柱の上に巨大なボートが乗っているようなデザインになっている。見方によっては傾いているようにも見える。シンガポールに訪れたら必ず見学するコースだ。
2011年2月に開業されたIR(統合型リゾート)で土地を含め80憶シンガポールドル(約6600億円)で建設されている。ラスベガスのカジノリゾート運営会社ラスベガス・サンズが手掛けた世界最大級のカジノがある。ラスベガス・カジノの資金力の凄さを感じる。
タワー1、2、3は57階建て、200メートルの高さだ。2561室のホテル、ショッピングモール、美術館、シアター、コンベンションセンター・・・などなど、一日中楽しめる。
このビルのウリは、3棟が屋上で繋がっている作りだ。屋上には150メートルのプール、展望台があり、町が一望できる。この抜群の景観は是非一度味わうことをお勧めする。
プールは宿泊者のみしか利用できない。僕はエレベーターで屋上まで行き、プールを横目で見ながら周りを見渡した。やはり、風は強いが景色は抜群だ。展望台から海の方を見ると無数の船が浮かんでいる。この湾は海上輸送の要衝であるかも知れない。
そして、シンガポールが小さな都市国家であるのが分かるような景観だ。この建物を横から見ると「入」字型になっている。よく、ビルが傾いていると言われる。実際にわざと傾けているらしい。
この奇抜なデザインはカナダのモシェ・サフディによって設計された。日本の清水建設やフランスのVINCIがこの設計図を見せられびっくりしたそうだ。特に地震の多い日本の建築基準法ではとてもパスしない。安全面の保証が困難で2社とも辞退した。
結局、韓国の双竜(サンヨン)建設が受注し、適正工期5年のところを2年半で作り上げた。ビル倒壊のうわさは、この双竜(サンヨン)建設が5年後の2014年に倒産していることと。韓国の建設業界はかなり無理な物件を受注しトラブルが絶えないことなのだ。
だから、ひょっとしたら手抜き工事が行われたのではないかと勘繰られてしまう。地震や台風の少ないシンガポールだからこそ実現可能な建物かもしれない。ところが、2020年に中国の重慶においても同様な建物が建設中だ。
でも、屋上のプールで夕日が落ちてゆく幻想的な夜を楽しんだり。夜景の中で景色を見ながら泳いでみたい気持ちはある。でも先立つものが必要だ。一泊3~6万円だ。ラッフルズホテル12万円と比較すれば手の届く金額だ。
ホテルの中の部屋をのせておく、僕は泊まってないけど参考にしてほしい。
ビルの中の風景
建物の中も天井が高く、近代的なデザインで僕らを魅了する。周りを散策しながら歩いてみるのも面白い。色々なオブジェもあり、飽きない。
ショッピングモールもでかい、色々なお店が入っている。ここを回るだけでも半日かかる。でも見るものすべてが目新しい。
地下の方には船が浮かんでいる。水路があるのかな。時間があれば船に乗るのもありだね。特に新婚カップルにはベストだ思い出になる。
レストランも忘れてはいけない。残念ながら僕は格安ツアーだから見るだけだ。美味しそうだ、次回お金を持ってもう一度来よう。
宝石店だ。中華系の方はゴールドが好きなそうだ。見るだけならタダだから心行くまでウインドウショッピングを楽しみたい。目の保養になる。
このショッピングモールを歩いてゆくと、シンガポールの人たちの裕福さが感じられる。一人当たりのGDPがトップクラスの国であることを再認識させられる。明日はどこに行く予定かな・・・。
TATSUTATSU
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