旅のブログ

成田山新勝寺の参拝はウナギを食べたりレトロなお店で買い物をしたりといと楽し

はじめに


成田山新勝寺は千葉県成田市にある仏教寺院だ。真言宗智山派の大本山の一つで、千葉県では№1、日本でも有数の規模を誇る大寺院だ。初詣の参拝客は約300万人を数えており、参道を埋め尽くす人々がお参りに訪れる。

開山は平安中期の天慶3年(940年)と伝えられており、今年で1078年となる。1000年以上の歴史があるとは気の遠くなる思いだ。弘法大師空海自らが大切に仕上げ魂を込めた仏像ご本尊不動明王が祭られている。

現代社会の荒波にもまれケガレきった僕たちの心を癒してくれるパワースポットと言ってもいい。新年には初詣、春は桜見物、秋は紅葉もきれいな景勝地でもある。一年に一度くらいは観光を兼ね参拝に訪れるのも面白い。最近では成田空港が近いので外国のお客さんも多い。

成田山のもう一つの魅力はJR成田駅、京成成田駅からゆっくりと門前町を散策することだ。成田山に向かって食事をしたり、お土産を買ったり、甘酒やコーヒーを飲んだりと15分から30分かけて歩くのが面白い。

うなぎの川豊

JR成田駅から成田山に向かう途中、有名なウナギ屋さん「川豊」がある。いつ行っても満員で並ばなければならない。でも最近整理券を配っているから、受付の女性から待ち時間を聞いてそのあたりをブラブラと時間潰ししよう。

回転が速いから20~40分くらいで席に就ける。僕はうな重の上をたのんだ。ビールを注文したり肝吸いを付けたりと予算がかさむけど、実にやわらかくて美味しい・・・幸せな気分だ。

お客さんの中には中国や韓国の方が多い。店先では次から次へと新鮮なウナギをさばいている。お客の足が止まらない限り永遠と続く重労働だ。でもちょっぴりウナギもかわいそうだね。

串せんとかき氷

商店街に串せんべいが売っている。柔らかいのと硬いのがあるから選んでこれをかじりながら歩くのもまた楽しい。僕が出かけた日はもの凄く暑くて、思わずかき氷やさんに駆け込んでしまった。

いちごとメロンをたのんだけど、この暑さの中で生き返るようだ。夏はやっぱりかき氷だね。それに冷えた甘酒も捨てがたい。両側の商店街につかまりながら、ゆっくり進むのもおつなものだ。

道の両側にはレトロなお店が多い、別に買わなくったって冷やかし半分でのぞいてみる。こんなのいったい誰が買ってゆくのかと思う商品もある。

お土産は鉄砲漬

成田山のお土産は鉄砲漬で完璧だ。選ぶコツは少々高くなるが国産ウリの手作りがベストだ。僕はさらに奈良漬と金山寺味噌を買う。

鉄砲漬とはうりの種をくりぬきその中にシソの葉で巻いた青唐辛子を詰めて、しょうゆとみりんなどで作ったたれにつけたもの。うりを砲筒、青唐辛子を弾にみたてたことからこの名前がある。この漬物でご飯を食べれば何杯でもいける。

そして、金山寺味噌とは炒った大豆を引き割り、これに麦こうじと塩をあわせ、ウリ・ナス・ショウガなどを刻んで混ぜてウイキョウ、サンショウ、シソを加え3か月ほど熟成させたもの。空海が唐の金山寺から持ち帰ったとする説がある。ご飯に乗せたり、酒の肴にピッタリだ。

特に女性にお薦めなのは天然石を使ったイヤリング、ブレスレット、首飾りなどを取りそろえたお店があることだ。「みすまる成田店」「石ころ館 成田」何かがお薦めだ。自分に合った手ごろな石が見つかるといいね。

成田山新勝寺の参拝はウナギを食べて、帰りに鉄砲漬を買えば幸せな気分になれる。是非おためしあれ。

 

TATSUTATSU

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