旅のブログ

アメリカ ホワイトハウスは大統領を守る地上最強の要塞なのか

はじめに


ホワイトハウスは皆さんもご存知のようにアメリカ合衆国大統領が執務を行う官邸だ。現在の第45代大統領はトランプ氏だ。場所はワシントンD.C.のペンシルバニア通りにある。

地上4階地下2階の外観が真っ白な建物だ。この建物は初代大統領ジョージ・ワシントンの時1792年に建設がスタートしている。8年後の1800年11月に完成したがその時にはジョージ・ワシントンは亡くなっており、入居したのは2代目ジョン・アダムスだった。皮肉なもんだね。

ではそれまではジョージ・ワシントンは何処にいたかと言うとフィラデルフィアにいたんだね。したがって10年間はアメリカ合衆国の首都はここになる。

この建物は1814年に起こった米英戦争ブラーデンスバーグの戦いで焼失してしまう。その後焼け残った外壁を使って官邸が再建され、焼け焦げた外壁を白く塗りなおしたことから「ホワイトハウス」と呼ばれるようになった。

主要な4つの建屋があり、エグゼクティブ・レジデンス、ウエストウイング、イーストウイング、アイゼンハワー行政府ビルと呼ばれる。また4つの庭にも囲まれ、ジャクリーン・ケネディ・ガーデンと呼ばれるものも含まれる。

ホワイトハウスは何故地上最強の要塞なのか

僕が訪れた時には官邸の正面でデモが行われており、機関銃を持った警備兵がものものしく警備していた。もっと近くまで建物に寄ることが出来ると思うのだが、とてもそんな雰囲気ではなかった。

ガイドさんの話では建物の屋上に数人のスナイパーが常時いて周りを監視しているとのことだ。武器を持って近づけば撃ち殺されても文句は言えない。銃社会アメリカならではだ。

地下には当然、強固なシェルターがあり、万一の時には立て籠もるのも可能だ。映画やテレビドラマでそんなシーンを確かに見ることがある。

さらに、地下には官邸と隣接された迎賓館などをつなぐ専用の地下鉄があると言われる。地上を歩くことは狙撃される危険性があるかららしい。建物間の移動にはもっぱらこれが活用される。

大統領は近隣へはヘリコプターを足代わりに使っている。もちろん道路を走る装甲車のような大統領専用車も使うがかえって空の方が安全なのか?これらを総合すると僕らには外見からは見えないが地上の要塞と言った方がいいかもしれない。

歴代の大統領で暗殺されたのは4名いる。特に有名なのがエイブラハム・リンカーンとジョン・F・ケネディだ。4名とも暗殺に銃が使われたことを考えると銃社会の闇が感じられる。だから要塞化するのは避けて通れない。

一人の大統領を警護するための費用は膨大なものになる。今まで大統領と言うと権威が感じられたが、現在のトランプ大統領は権威・威厳と言う点ではやや異色の大統領と言える。

 

見どころとお土産

残念ながら、ホワイトハウスの近くまでバスかタクシーで乗り継いで、外から建物を見るしかない。しかし一度はこの建物を見ておいた方がいいと思う。やはり、世界の中心の一つだからだ。

ホワイトハウスの周りはきれいな芝生と花壇、木立に囲まれて美しい。中央に噴水が見られる。もちろん正面から見るのが正当だが南側(裏)から見るのもいいかもしれない。

ホワイトハウスの外周辺にはラファイエット公園や銅像もあるから歩きながら散策してみよう。洒落たレストランやビル、ホテルなどが並んでいる。

お土産は官邸近くに大統領にまつわるグッズショップがある。ここではTシャツ、帽子、アクセサリー、記念ボール、キイホルダーなど何でもある。

でも結構高い。僕はトランプ大統領の栓抜き、ジョン・F・ケネディ大統領の記念野球ボールを購入した。このショップで買い漏らしても他でも売っているから土産物店を探してみよう。

TATSUTATSU

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コメント

  1. こんにちは、これはコメントです。
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