はじめに
ニューヨーク市のマンハッタン区5番街は日本で言えば銀座にあたる。アメリカのビジネスマンはマンハッタンで働き5番街やその周辺で買い物や食事をする・・・これが理想の姿だと思う。
では日本のビジネスマンはと言うと皇居を望む「丸の内」で働き銀座に買い物に出かける。やはりビジネスマンのあこがれのエリアがある。
マンハッタン区5番街はグリニッジ・ヴィレッジのワシントン・スクエア公園を起点としミッドタウン、セントラル・パークの東沿いを北上してハーレム川に突き当たるまでの地域だ。
高級なお店が林立し、セントラル・パーク沿いには高級マンションや大邸宅が並ぶ。まさにここに住めるのはニューヨークの富裕層ならではである。
1961年に公開されたオードリー・ヘプバーン主演の映画「ティファニーで朝食を」を思い浮かべる。主人公ホリーはパーティガールだがいつかは自分も金持ちの男を見つけティファニーで朝食が食べられる身分になりたいと考えている・・・若い女性のあこがれだ。映画ブログ「辰々のお薦め映画とベストテン」と「往年の映画女優ベスト20」をご参考に。
映画が公開された当時、ティファニーには朝食を食べるカフェがなかった(ご存知のように宝石専門店だからだ)。今では「ブルーボックスカフェ」が開店し食事が出来るようになっている。しかし、なかなか予約が取れないそうだ。
記事の冒頭の写真に「ブルーボックスカフェ」のケーキ類を載せたがティファニーブルーでコーティングされたお菓子やチョコレートがもの凄いエレガントで食べるのがもったいないくらいだ。
とにかく歩けば刺激を受ける街だ。緑に覆われたセントラル・パークにも行ってみよう。ビル街の中心に位置するこの憩いのオアシスは別世界だ、芝生に寝そべり摩天楼を見上げてみよう。何処に行ってもこの街の凄さが体感できる。
5番街の美術館回りをしてみよう
この界隈にはメトロポリタン美術館(別の記事で詳しく説明するね)、ホイットニー美術館、グッデンハイム美術館などの美術館や博物館が9館もある。これらをはしごするのも楽しい。
また、ミッドタウンにはエンパイア・ステート・ビルディング、ロックフェラーセンター、ニューヨーク公立図書館、セント・パトリック大聖堂などの歴史的建造物がある。
マンハッタンへの移動は地下鉄やバスを使ってみるのも楽しい。地下鉄もバスもメトロカードを買ってこれを使う(3ドルが基本の料金になる)。残念ながら日本のように「スイカ」などの便利なカードはない。
アナログなカードを使ってそして適当なところで降りて、5番街通りをタイムズスクエアに向かって歩いてゆこう。途中けっこう屋台が多いので人が群がっているお店で立ち食いするのもオーケーだ。
トランプタワーでトイレを借りよう
今や5番街の名物になってしまっているトランプタワー。ものものしい警戒だが、タワーの中に入って見学しよう。出来ればトイレを借りて、その豪華さを体験するのもいい。
写真撮影も特に問題はないと思うが、この点については責任は持てないので、フロント等で確認した方がいいかもしれない。
このものものしい警備に相当なお金がかかっている。やはり、こんなところを見るとアメリカの銃社会を思い起こされる。不審な動きをすれば命が無いかもしれない。この点は十分気を付けよう。
5番街ユニクロをのぞいてみよう
ニューヨーク5番街にはティファニーをはじめカルティエ、グッチ、ルイヴィトン、シャネル、プラダ・・・などため息が出るような高級店が多い。
店に入って商品の値札を見るとあまりの桁数に凍り付いてしまう。当然、買うどころではない、小遣いが大赤字になってしまう。
こんな時にはユニクロに入ってみよう。何と、5番街には日本の誇るユニクロがあるんだ。ここだったら値段も知れている、ニューヨーク限定品を買って帰るのもいいかもしれない。寂しいけどニューヨークに来ても貧乏性はぬけないね。
TATSUTATSU
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