旅のブログ

ニューヨーク市の地下鉄は安全できれいなのは事実か?

はじめに


ニューヨーク市の地下鉄は1904年に開業しているからもう114年になる、凄いね。日本最古の地下鉄とされるものは東京駅から東京中央郵便局の200m間に設置されたもので1915年に開業している。

日本よりも10年以上前に作られていたなんて驚きだ。しかも路線の延長距離は375Kmと北京、上海、ロンドンに次いで4番目だ。

年間利用者数は17億5000万人(2014年)であるが東京の地下鉄はこれの2倍の乗客がいると言われている。この点では日本の方が勝っている。日本の地下鉄は路線が交差し、ニューヨーク市の地下鉄と比較して複雑な感じがする。

アメリカは自動車の国だと言われるがニューヨーク市に於いては地下鉄が便利だ。ニューヨークシティー・トランジット・オーソリティー(NYCTA)と言う公社が運営している。

料金は一乗車2ドル75セントの均一運賃になっている。メトロカードと言う磁気式のプリペードカードを購入して、これを読み取り機にスライドさせて使う。

日本の地下鉄と異なって24時間営業している。しかし夜中は本数が少なくなる。眠らない都市ニューヨークならではなのか。しかし、保線作業や工事は深夜に多いため、変則運転には注意を要する。

地下鉄は安全かきれいなのか

結論から言うとニューヨークの地下鉄は安全できれいだ。僕は旅行でニューヨークの地下鉄に乗ったけどとてもきれいで治安が良いように感じた。駅とか車両への落書き、ゴミなどは無くよく整備されていた。

車両にはつり革がついていない。鉄のパイプがあるだけだ、乗客はこれを握って揺れを防止するのか或いは日本ほど混雑することが無いのか・・・不思議な感じがした?

乗客はおおむねマナーが良く、僕が立っていたらアフリカ系アメリカ人の女性が席を譲ってくれた。彼女はもうすぐ降りるからと言ってくれたが僕のような旅行者に優しいのか、或いは僕がかなり年寄りに見えたのか。でも嬉しかった。

ただ、キリスト教徒と思われる男性がキリストに対する賛辞を大きな声で叫んでいたのには少しやかましさを感じた。夜遅くブロードウェイから帰る途中も全く怖さは感じなかった。噂通り、きれいで安全だが地下鉄でうたた寝することはやめよう・・・日本でも同じだけどスリに合う危険性があるからね。

地下鉄を舞台にした映画のご紹介

地下鉄が乗っ取られる「サブウェイ・パニック」、地下鉄を舞台にした昆虫ホラー「ミミック」、ニューヨークではないんだけどトム・クルーズの「コラテラル」なんかが良かったね。

僕はこんな映画をよく見ていたから、地下鉄は怖いと思い込んでただけなのかな。でも過去を調べてみると1980年代は確かにヤバかったらしい。これは事実なのでやはり今は安全と言っても気を抜かないように。

まとめ

ニューヨークの地下鉄と言うと落書きがいっぱいで汚い、そして怖いと言うイメージがあった。でも今回、実際に乗ってみるとビックリするくらいきれいで安全だと感じた。

やはり昔のイメージや映画でのイメージが残っているようだ。でもやっぱり一人だと不安であれば旅行ツアーで乗るとか仲間と一緒に乗る工夫をすればいいのかもしれない。

ニューヨーク市は地下鉄車両や駅の落書きなどの軽犯罪を徹底的に取り締まったそうだ。キレイにしておけば犯罪は減ると考えたんたんだね。今のような安全を維持できた陰には血のにじむような努力があったと思う。

しかし、何回も言うようだが、地下鉄で居眠りしないようがいい。万が一と言う事もあるからだ。それに安全と言っても真夜中の利用とか人気の少ない場所は避けた方がいいだろう。

自分の身は自分で守ることが重要だ、「君子危うきに近寄らず」のことわざも肝に銘じておこう。そして楽しい旅行を満喫しよう。現地の人と触れ合うことも重要だが「安全」も考えておこう。

ちょうど僕がブロードウェイから夜遅く地下鉄で帰る時に、地下鉄のメンテナンスをしていた。24時間営業だから夜遅くに工事をするのは大変だ。眠らない街ニューヨークを象徴するシーンを垣間見た。

TATSUTATSU

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